S35C側を加工し、穴は平底でボーリング仕上げです。
スクロールチャックにて、3枚づつ加工し、この治具で5種類のバランスプレートに対応しています。
φ32穴明、φ19H7ボーリング
φ0.8穴明、面取り
1工程は共通の治具でしたが、2工程は各治具にて加工をします。写真は8枚同時加工治具で真鍮側を加工し、まゆ長溝とひげ溝を加工します。ひげ溝は特殊工具にて90°ピン角になるようにしていますが、先端が周速ゼロになるため工具寿命が短くなります。
φ18長穴x4、φ9長穴x2
90°ピン角 ひげ溝x2
加工でくり抜いた所のバリを取り除く。手作業のため熟練の技術が必要になります。工具はエアーリューターに超硬ロータリーバー FD-30をつけてバリ取りをします。
平面研磨1工程 真鍮側から行い、ひげ溝の寸法を基準に加工する。
平面研磨2工程:S35C側を研磨。下側が真鍮なので磁力が弱くなるのでガイドが必要になります。